子育てして教えられた事
僕の子供は、障害手帳を持っている。
初めは、そんなの持っても意味なんてない。
自分の子供が障害なんて信じてたくない。って気持ちがとても大きかったんだ。
障害がある。ってだけで、人とは違うから、
子供から、産まれてこない方が良かったのかな?って言われた時は、怒った。
普段怒る事なんてない。僕が怒る顔を見て、子供が泣いたのを今でも覚えてる。
産まれてこない方が良かったのかな?って言っては、ダメだと。
産まれてきてくれて、感謝してるのは、僕だから。どんな障害でも、一緒に立ち向かったら、怖くない。
障害だから、できないんじゃなくて、やらなければ、障害もってない人でも出来ないから。障害だからって、障害のせいには、したら、ダメだよって、言った。
子供は、何をするにも、遅れてしまう。
それは、それでいいんだ。遅れても、しっかりやって出来れば、それを褒めてあげる。
それを、他の子供には、バカにされた事もあったのは、今でも覚えてる。
出来て当然って言われた事も言われた事もあったけど。
それを僕は、凄く子供を褒めた。子供は、子供なりに、一生懸命頑張ったから。褒めた。
持久走大会でも、いつも最後だったけど。
完走するって事をいつも、褒めた。
持久走大会で、子供が諦めようとしたら、
一緒に走ってあげた事も覚えてる。
恥ずかしさよりも、子供の為。
それを見ていた親の方から、拍手をしてもらったのは、恥ずかしくもあったけど。
子供は、自慢気に話してたのは、覚えてる。
見本になれるって程、立派なもんじゃないけど。子供が生きる大切さをわかって欲しかったのもあるからなんだ。
産まれてきてくれて、教えてもらったのは、僕の方のがとても大きかった。
それは、心の叫びを聞いてあげる事が出来る力をもらったから。
そんな子供も大きくなり、特別支援学校を卒業して、障害者でも働ける仕事で頑張っています。障害があっても仕事が出来るまで、成長してくれたのは、僕はそれを誇りに思っているんだ。
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